職場ブログの更新ばかりで、なかなかこちらに手が回りませんね。
自分では、あまり偉くなったつもりはありませんが、なんだかだんだんと
出席しなければならない「式」やら「会議」が増えてまいります。端から見ると、それなりの職責を担ったヒトになるんでしょうが、こちらの覚悟が追いついてないようです。
その点、医局の先輩 I 先生はひょうひょうと、ポストに見合う仕事と責任を引き受けているようです。なかなか真似ができません。思うに、「教授」っていうポストと違い、医局内での昇進ってのが、多分に教授から拝命される「受け身」の形であるからなんじゃないでしょうか。普通の職業の昇進ってのがよくわかりませんが、例えば昇進試験なんてのがある職種ですと、能動的に試験を受けるわけです。しかし、医局では「俺は昇進するに値するので昇進させてくれ」って教授に談判する人は、普通いません。過去に、一人だけそういう女医さんをみたことがありますが、どう考えても、その人が要求するポストはそのひとの働きに見合ったものではなかったので、却下されてましたね。
ということで、教授選にでも出馬して「自らで」昇進しないかぎりは、「ココロはいつも研修医」状態ってなことになる人もいるわけです。せめて「ココロはいつも助教」ぐらいになって欲しいのですが・・・。
僕は「ココロはいつまでたっても助教」って感じですね。